霊仙山―福寿草はほんとうにきれいだった (Mar.20, 2004)

山頂にて (写真はDOPPOさん)
panaちゃん、HAMAさん、森姉さん、みゆきさん、安芸さん、雪ちゃん、春風さん、RINちゃん、biwacoさん、たろーさん、旅人さん、はじめちゃん、どんさん、DOPPOさん、郭公
雪割草


 panaちゃんは、霊仙では西南尾根がいちばん好きと言う。この時期になると、福寿草、雪割草(=ミスミソウ)、節分草が見れると言う。花には無頓着な郭公だけれど、霊仙の山頂部の広々とした感じはなかなかいい。
 
 今回も15人が集まって今畑から登る。
 お寺を過ぎたあたりで、「ミスミソウやで〜」。
 笹峠手前の南斜面で鈴鹿山系が一望できる。「御池やで〜、テーブルランドやで〜」。
 高曇りで展望は良かった。
 笹峠から近江展望台までの急登では、近江平野、琵琶湖、比良山系が一望できる。
 いつだったか伊吹の帰りに近江平野の遺跡や神社を見て回ったことがある。近江平野は広いし、古代史の宝庫だ。
 琵琶湖の向こうの蓬莱はまだまだ白かった。

御池岳 霊仙山

 近江展望台で一本。panaちゃん特製のおはぎをごちそうになる。
 ここから南霊仙までわりとなだらかだが、足元には岩がごろごろしていた。前に来たときは雪があったせいかすごく歩きやすかったけれど。

福寿草 新鮮な黄色でしょ?

 稜線はブッシュだから一段下の道を歩くとあちこちに福寿草が咲いていた。福寿草は藤原以来だ。じっと見ると花びらはわりとしっかりしていて咲きかけの黄色はみずみずしく鮮やかだ。なるほど、ほんとうにきれいだ。「ガクの裏側は紫色やで」とRINちゃんが言う。「ほぉ〜」。楚々として、古代色みたいな落ち着きがあった。

霊仙最高点から伊吹山 霊仙からの下り

 浅い鞍部から伊吹が見えた。
 登り返して霊仙最高点。伊吹が見える北斜面でお昼ごはん。
 panaちゃんからナナカマド酒をいただく。ウイスキーに漬け込んでいるのだとか。
 「アイスクリームの美味しいお店があんねん。そこ寄って帰ろか?」

 粉雪が舞い始め、霊仙山頂で集合写真のあと、経塚山へは登らずに谷沿いにショートカットしてお虎ヶ池、猿岩。biwacoさんから、丁稚羊羹の差し入れ。竹の皮に包まれていて甘さ控えめの上品な味だった。
 滑りやすい急斜面を下り、汗フキ峠へ。その手前にもミスミソウがあちこちに咲いていた。

節分草

 大洞谷まで下りると林道は近い。途中に橋があって、向こう側でみんなが待っていた。 前回はふつうに歩けたが今回はずいぶん傷んでいる。僕、森姉さん、HAMAさんとどうやって渡ろうかと思案する。沢に下りてもいいらしい。
 足をかけると滑りそうだ。しようがないから四つんばいになって渡った。
 先に渡ったみんなはふつうに歩いたのだと言う。ほんまかいな。(^^ゞ

 某所に節分草が足の踏み場もないほど咲いていた。
 
 美味しいアイスクリーム屋さんは八日市から少し鈴鹿の山側に入ったところにあった。
 たしかに美味しかった。
 往復360kmほど。ちょっと遠いけれど、早起きして行ってきた。
 帰りはさすがにウトウトしたぞ。


panaちゃん:霊仙山・西南尾根 (3/20<曇りのち時々雪)

DOPPOさん:No,400 早春の霊仙山 春の花三昧

HAMAさん:霊仙山(標高1098m)

どんかっちょさん:早春の霊仙山

安芸さん:霊仙山