扇形山 (May 8, 2004)
扇形山 |
07:00
河分神社まで行ったけれども駐車場所が分からずわずかに引き返して黒滝村役場。
07:30
河分神社から小南峠側にてくてく歩くと右扇形山の分岐があった。これまたてくてく舗装道路を登ると犬に吼えられた。さいわい繋いであった。じっと犬の目を見ながら近づく。
「これ、吼えたらあかん」
縁側に座っていたおばあちゃん。
前を通ってまっすぐ行くと私有地の駐車場。
「あれ?」
うしろから「そっちとちゃうよ〜」。
引き返すと山側に道がついていた。おばあちゃんがその方向を指差す。
「どうも」と右手を上げて、山道に取り付く。とはいえ、まだ舗装されている。
花1 神社のそばで | 花2 |
07:50
さらに進んで、左扇形山の分岐。トレーナーを脱ぐ。きょうも好天。
道はいくつもの木の橋を渡りながら巻いている。
まるで左の谷がカール上になっていて、その谷を旋回するかのようだ。
植林帯の中である。
08:10
左扇形山の分岐。これまた木の橋を渡ると、自然林の中へ出た。木漏れ日が若葉に透けて気持ちがいい。
さらに上に出ると北側の視界が開けた。
扇形山 鉄塔より |
08:30
鉄塔まで出ると扇形山が正面である。
ゾロッとヘビが横切って行く。
09:00
やや急な尾根を喘ぐと、扇形山山頂だった。
この山頂から天狗倉山、高城山に向かって稜線が走っていて、それが西吉野村と天川村の村境になっている。ここが歩ければ大峰西部の山域が繋がる。時間もあることだから様子だけ見ておこう。
その稜線に沿ってぶらぶらと南へ歩くと分岐があり、左は鉄塔へ行くようだ。倒木をまたぐと視界が開け、稲村、弥山方面が見渡せた。
稜線は右にある。植林されているようだから道はあるのに違いない。引き返して分岐を右にやや下ると、たしかに道はあった。
この倒木をまたぐと稲村、弥山が見えた。 | 右の稜線 |
09:30
再び扇形山。この扇形山には天川から深谷に沿う実線のルートも記されているけれど山頂近くは破線になっていて、さほど注意して捜したわけでもないが、山頂付近ではどこに出てくるのかよくわからなかった。
直登はP1196へ。左巻道。 |
10:00
小南峠側に下る。
鉄塔を過ぎ、ほどなくp1196への直登と左の巻道の分岐に出た。
直登ルートは笹が生い茂っている。おそらくピークを巻き終えて向こうで合流するものと思われ、いずれにしても小南トンネルの上に出るだろう。
一本とって、左の巻道を歩くことにする。
10:20
気持ちよく巻くとほどなく林道のガードレールらしき白いものが見えた。
あらあら、トンネルの上ではなく下に出てしまった。どうせここまで下るのだから同じことだけれど。
あとはこの林道を河分神社の方へ歩くだけだ。
地図では、この林道をショートカットするように尾根に破線がついているが、どうやら一本手前の尾根を下ってしまったようだ。その間違いには気がついたがこの尾根だって人が入っているし尾根中央だけは植林がなくスカッと見渡せるようになっている。マナタキ谷と本谷の間の尾根である。
引き返すのも大儀だったからそのまま下りることにした。これだってもちろん下りれる。下りれば林道に出るはずだ。問題は下り切って川の手前に出て対岸へ橋がなく渡れない場合である。
10:55
「ままよ」とずんずん下ると、林道が見え、ちょうど大岩橋に出た。
フフッ。だいぶ時間を短縮できた。
11:15
朝の扇形山への分岐。
ほどなく河分神社。
休憩ついでに石段に腰掛けて昼ごはん。
昼食後、天川方面へ車を走らせ、阪本へ出て、西吉野で豆腐を買って帰った。
西吉野の国道168号線沿いに、5km離れて豆腐屋さんが2軒ある。
先日、休みの日に早朝片道45km走ってそのうちの一軒に行った。きょうは別の一軒へ行く。どちらも木綿豆腐だった。
冷奴でも鍋でも充分おいしかった。
早起きが苦にならなくなり、豆腐に凝るようでは、僕もそれなりの年になったと言うことなのかなぁ・・・。