大普賢岳、七曜岳、無双洞、周回コース (Oct.22, 2006)
タイシさんにお誘いをいただいて大普賢岳へ。
早朝待ち合わせて6時半、登山口の和佐又山ヒュッテ。
和佐又山ヒュッテ | シタンの窟 |
あれやこれやでぐうたらしているうちに二ヶ月のブランクになった。
きょうは大普賢から七曜岳、無双洞、和佐又と周回コースを歩く予定だ。
行場を過ぎ、ハシゴを登る。
荷物は軽いし、ふだん散歩はしているからさほどきつくはなかったが、お腹の調子がいまいち。
左上:奥駈道。水太覗 左下:稚児泊 |
08:30
大普賢岳山頂。
あいにくのガスで展望はなかったし、紅葉も終わりかけみたいだったけれど、久しぶりの山歩きは、さすがに気持ちよかった。
タイシさんと思いだしたように、神社関係の話になる。
ちょうどいま某所で、興味はあるがよくわからないテーマに口を出し始めたところで、記紀、風土記、神社関係の資料などを否応なく開かざるを得ない。「なるほどそうゆうことだったのか」と初めて気が付くことも多い。
水太覗から七曜岳へ奥駈道を歩く。ガスの中、しっとりとした道だ。
09:30 稚児泊で一本。
10:05 七曜岳。
無双銅方面へは、たしか1995年、息子と行って以来だから11年ぶりくらいになる。
いざ歩き始めると殆んど記憶がなかった。
「こんなに下るんだったかな?」と言うほど遠慮なく下った。広い尾根もあり、テープがなければ迷いそうだ。
11:10 無双洞。
「ふう」
ここから登り返すのだが、きつかった記憶しかない。
だが、この周回コースは岩場、ハシゴ、鎖場、穏やかな道と変化に富んでいて面白い。
尾根を何本か巻き次の尾根に乗ると、「あらあら、もう着いてしまった」
和佐又山と大普賢岳、無双洞の分岐点である。
ここからヒュッテまでは15分くらい。
「昼ごはんにしようか。和佐又山へも登る?」
「登りましょうよ」
「えっ。かまへんけど展望ないよ」
「行きましょうよ」
僕は下ろしたザックをそのままに空身で登った。
12:50 和佐又山。
ここも11年ぶりである。
「そうか、小屋へ直で下りれる道もあったのか。ザック置いてきてしもたわ」
と言うわけで引き返し、ベンチに腰掛けて昼ごはん。
ヒュッテまで下りてトイレに行っている間にタイシさんが駐車料金を払ってくれていた。
朝は、小屋のおばさん、どこにいてはるんかわからなかった。
「500円だったでしょ?」
「千円でしたよ」
「えっ? 値上がりしてるんや」