大天井・岩屋峰 (Feb.11, 2007)

 暖冬とはいえ、林道の凍結が気になる。

 8時黒滝道の駅で待ち合わせて、二台で天川から洞川へ。過去二回、この洞川へ上る坂でチェーンを巻いた。さいわい今回は何事もない。

 洞川に僕の車を置き、DOPPOさんの車で五番関へ。
 洞川林道には徐々に雪が付き、五番関への坂は浅かったけれども一面の雪。四駆、スタッドレスの威力だろうか、五番関まで車で上がれた。
 HAMAさん「アイゼン履くわ〜」
 かぎろひさん「ほな私も」
 郭公「要らんと思うで〜」
 重登山靴にアイゼンを履くと必ずと言ってよいほど翌日太ももに凝りがある。長時間履けば足の裏も痛くなるから僕はあんまり履きたくない。 

09:25 ほな行きましょか。
 きょうは、大天井から岩屋峰、大原山、洞川へ下山の予定である。
 まずは結界門までの急登である。昨日降ったらしい浅い新雪を踏みながらゆっくり登ったけれど、息も上がらなかった。仕事で歩き回る生活がまた始まったせいかもしれない。

09:45 五番関結界門。
 一本取って、大天井へ。
 HAMAさんはかつてこのコース、大雪で往生したことがあるらしく、今季は新たな武器を手に入れて、意欲満々なのであったが、少ない雪でいささか拍子抜けみたい。
大天井ヶ岳山頂
10:50 大天井ヶ岳。
 雪こそ少ないもののさすがに山頂まで来ると霧氷がきれいだった。青空ならさらに白さが映えただろう。
大天井から岩屋峰への下り

 大天井から岩屋峰への下り、岩屋峰から大原山への下りには急斜面がある。滑らないように気を使ったが不覚にも二度滑ってしまった。
 逆から登ればかなりしんどいだろう。

 なぜかずっと懐メロが頭の中で鳴っていて、春日八郎、三橋美智也、三波春夫のひとふしが済むと舟木一夫。小さい頃の歌はなぜかよく覚えている。覚えているし、昔のは名曲が多かったよねって話に。

 昼ごはんはうどんとおにぎり。ザックの中に前回の天和山のときのんぶーが持ってきていた柚子こしょうが入ってたので遠慮なく使わせてもらった。(^O^)

 大原山の展望台に着く頃には青空が見えた。洞川の街並みが眼下である。
 かりがね橋を渡って竜泉寺。
 およそ五時間の山歩きだった。
 ほどよい山歩き。体も慣れてきたかな。
もうすぐ下山。お疲れさん。

 さて、洞川に着いてDOPPOさんの車を回収に。
 洞川林道の雪は融けていたが、五番関へ上るあたりからはまだまだ残っていた。僕の車で登れるかな? まるでHAMAさんのアイゼンの心境である。
 ついにずるっと滑った。
 DOPPOさん「ま、ここまで来たらすぐやから歩くわ」
 と言うわけで僕は駐車スペースで待つことであった。
 20分ほどでD号、無事帰還。



HAMAさん:大峰山系 大天井ヶ岳(大天井ヶ岳〜岩屋峰〜大原山へ縦走)