琵琶の滝、中の滝、大所山 (June 17, 2007)

 タイシさんから山のお誘いがあり、大所山へ。むしろ滝を見たいとのことで、琵琶の滝、中の滝へ先に行くことにした。

 道中、住吉大社など例によって古代史談義。
 大所山は三度目だが、下多古から林道を走るのだがかなり登った。「こんなんやったかな? 間違えたんとちゃうかな?」と思うほど林道を登った。林道の途中に水汲み場があったがこれも記憶にない。行けるだけ行ってみると記憶のある登山口に着いた。駐車場はヘリポートを兼ねていて駐車禁止になっていた。

 大所山は、別名百合ヶ岳とも言うが、百合の話は聞いたことがない。植林されるまでは咲いていたのかもしれない。

 まず琵琶の滝へ。
 トレッキングシューズを新調したので足元は軽いが、体調はいまいち。目がくらみそうな汗をかいた。
 吊橋を渡ってほどなく琵琶の滝展望台。ここまでは来たことがある。さらに上へ行くと中の滝がある。
 「そこまで行きましょか」とタイシさん。「かまへんよ」

08:40 琵琶の滝。

 琵琶の滝落ち口までは道はしっかり。

08:55 琵琶の滝落ち口に立つタイシさん


 タイシさんは、落ち口のすぐそばまでひょいひょいと。
 「やめてくれ〜」
 高所恐怖症の僕は見ているだけで手のひらに汗をかく。

 中の滝までは踏跡がないわけでもなかったが不明瞭。あっちやろう、こっちやろうと言いつつ登り、大きな岩の中を行くのか、対岸へ渡った方がいいのかよくわからなかったが、安全のために対岸へ。
 かすかな踏跡らしきものをたどると正面に滝が見える。
 僕は脂汗をかき、うずくまるうちにタイシさんは岩の間をさらに滝に迫っている。
 遠目ながらどうやらうっとりモードみたい。なんだ、タイシさんは滝フェチだったんだ。

09:15 中の滝。これまた圧巻だった。

 ここから大所山へ近道があればと思っていたが、谷の両岸は岩壁である。仕方なく引き返して、琵琶の滝落ち口へもう一度。

09:50 再び琵琶の滝落ち口

 少し下って山道に取り付く。
 植林帯の中、急登だ。
 ようよう稜線に出ると石楠花の森。山頂が近づくとブナ林である。

11:40 山頂間近 11:43 大所山山頂

 昼前に山頂。三人ほどが食事中。
 
 昼食を終え下る途中大きな岩のところが好展望。正面に白鬚岳がきれいだった。
 そういえば、やっぱり百合はなかったぞ。