快晴涼風・竜ヶ岳(鈴鹿) (May 21, 2006)

 さいわい好天に恵まれた。しかも快晴である。
 二台に分乗した七人は四日市インターを下りたコンビニでRINちゃん、TOHRUさんと合流し宇賀溪へ。
 石榑峠に二台をデポ。
 ここから重ね岩が見える。その周辺にもシロヤシオがあったはずだが遠目ながら白っぽくない。青空に軽やかな緑である。 
 TOHRUさんのつぶやきが聞こえる。
 「一週早かったかな?」
 2001年5月19/20日、古い記録だが同時期、このときは満開だったのだ。

09:15 
 今回は、宇賀溪からホタガ谷ルート(裏道登山道)で竜ヶ岳へ登る。
 魚止滝手前の分岐を右に取り、山道へ。浅い谷や沢に架かる橋を何度か渡る。
 沢はかなり上まで水量豊富で、冬の雪の多さを感じさせた。
11:10
 もうすぐ樹林帯が切れるところで小休止。軽やかな緑に涼風が通る。
11:25
 樹林帯を抜けると熊笹の道。稜線は目前。視界が開ける。
 稜線上に、赤い縁のある葉っぱでそれとわかるシロヤシオがある。が、花がない。

樹林帯を抜けると四日市方面が見える 竜ヶ岳

 静ヶ岳の分岐。ここから竜ヶ岳へは目と鼻の先。
 せめてイワカガミでもと、のんぶー、かぎろひさん、どんさん、ピッケル君と僕の五人は静ヶ岳へ。咲いてるかどうか内心不安だったが先を行くのんぶーが「咲いてるよ〜」。
 甲子園の数倍もの広さの群落である。(^O^)

鞍部の池 イワカガミ群生

12:30 

 静ヶ岳。ここからの竜ヶ岳の眺めもよい。山頂に人が見える。
 熊笹の斜面にシロヤシオの木々が点在していて、「うーん」どれも緑である。
 ビールを飲み昼ご飯。
 竜ヶ岳で待ってくれてるからと、往路、かなり急いだせいか帰りはくたばってしまった。
 往路では気がつかなかったが小鹿の死骸があり、枯葉が乗せられていたが顔の部分が露出していた。
 竜への最後の登りでヘビを二匹。足がすくむ。

斜面の木々はシロヤシオ。満開のときはまるで羊のようだと言う。

竜への登り。ヘビを二匹も見た。(-_-;) 竜からの下り。

13:50

 竜ヶ岳山頂でひとしきり歓談の後、集合写真を撮ってもらい、石榑峠へ下る。
 下りかけた辺りはまるで比良の西南稜みたいだった。
 つま先がツンツンするような急斜面、途中、ようよう開きかけのシロヤシオがあり、なんとか写真に収めることができた。

シロヤシオ。やっと咲いていた。 重ね岩

14:15
 重ね岩。
14:50
 石榑峠。
 久しぶりの鈴鹿、何よりも快晴涼風、視界良好なのが良かった。
 片岡温泉で汗を流した。HAMAさん、片倉温泉とちゃいますよ。(^O^)



どんさん:素晴らしい鈴鹿静ケ岳、竜ヶ岳

HAMAさん:竜ヶ岳(標高1099m)

ピッケル君:竜ヶ岳