葛城登山−ダイトレ完縦のオマケ付き(Dec.14/15, 2002)

 昨年に引き続き今年もまた葛城山で忘年会をやることになった。
 今回は自宅から歩いてみようと思う。近道はないかと地図を見たが、石川に架かる橋が限られているために結局バス道をなぞるのがもっとも早いようだ。

12月14日(土)
10:05 
 「伊佐美」をザックに入れて自宅を出る。
10:50
 近鉄富田林駅の踏み切りを越える。
 コンビニで弁当を買う。
11:10
 金剛大橋を渡る。
 往時の街道とは言えいまとなっては狭く、車の往来に気を遣いながら歩くのはやはりいまひとつ面白くない。
11:50
 白木南の交差点。このあたりまで来れば少しは郊外めいてくる。弘川寺まで3kmの標識がある。
12:35
 弘川寺。
 おじいさんがひとり弁当を食べてはる。
 「こっち座って食べたらええで」。
 隣りに腰掛けて、いろいろと話をしながら昼ご飯。
 「いまからやったら、下りは御所の方でっか?」
 「きょうはね、山頂で忘年会なんですわ」
 「そらよろしいな」

 「どっから来なはった?」
 「PLの塔の近所ですねん。歩いてきました。二時間半かかりましたわ」
 「ほう。富田林から13:05のバスが出てますやろ? その次が13:20のさくら坂のがあるわねえ」
 「そうですねん。13:05のに8人ほど乗って来ますわ」

 弘川寺からは三本の山道が出ている。真ん中の鉄塔29を経て弘川寺址を通る道を登る。
 やっと山道だが、ここまで来る間にそこそこ疲れてしまった。

13:25 鉄塔29
13:55 林道出合
14:35 五ツ辻
 五ツ辻まで来るとアスファルトの道に雪が付いて滑りやすくなった。
14:50 電波塔
15:00 葛城山頂
 思ったより少し早めに着いた。
 ロッジに入り、コーヒーを飲んでいると、金剛山組6人が到着。
 16時を回ってバス組8人が到着。
 日が暮れてミスターM氏到着。

12月15日(日)
 眼が覚めるとかなり喉が渇いている。お茶、水を飲む。
 朝食を終え、身支度をしているとカズさん到着。

 さて、どっちへ下りようか?
 せきやんは、関屋まで歩くと言う。
D氏「郭公さん、屯鶴峰から関屋まではまだなんやろ? 一緒に行こうや。ダイトレ完全縦走になるがな」
 いささか遠いような気もしたが、こんな時でないと、なかなか歩くこともないだろう。

09:45
 山頂で集合写真のあと、せきやん、DOPPOさん、カズさんと僕の四人で北へ向かう。
 雪の付いた階段は気を遣うけれど、みんな速い速い。
10:30 持尾辻
11:05 岩橋山
 岩橋峠からこの岩橋山への木の階段の登りはさすがにこたえる。
11:30 平石峠
12:05 竹内峠
 岩屋の上で昼食。と言っても昼までには下りるつもりでいたから食事らしきものはない。
 宴会の残りのお菓子を食う。
 「かなり早いよねえ」

12:55
 雌岳へいったん上がり、馬の背から新ダイトレのコースへ。
 ここのアップダウンは木の階段になっていて、これまたけっこうしんどい。
14:00
 穴虫峠から屯鶴峰へ。
 「奇勝」屯鶴峰とあるがごとく、岩盤が露出した景観である。
 関屋から屯鶴峰へは登山口がわかりにくいと誰もが言う。
 途中の分岐を左、関屋の信号方面に取ったが、山が切れて車道に降りるあたりがわかりにくかった。今回のように、山側からだと車道がすぐ下に見えているから「えいや」っと下りれるけれど、駅の方からだと確かにわかりにくいだろう。

14:45
 関屋駅到着。
 おかげさまでダイトレを完縦できた。
 急ぎ足で、かつ階段のアップダウンが多かったせいか、かなり疲れた。
 駅に着く頃、せきやんの奥さんが車で来てくれて、せきやんに道明寺まで送ってもらった。



















郭公のダイトレ縦走記
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